HIV検査の精度を具体的に説明します!!

代表的な性病の一つであるHIV感染症、そしてAIDS。

治療法が進歩して、早期に発見してきちんと治療すればコントロールできる病気になりました。

そうは言ってもまだ完治できる治療法は見つかっておらず、怖い病気であることには変わりありません。

ですので、HIVの検査を受けたいという人は多いです。

しかし、HIV検査には3ヶ月という壁があります。

感染機会から3ヶ月経たないと、検査が陰性でも感染を完全に否定できないというものです。

ただし、3ヶ月経っていなくても結果が陰性であればHIVに感染している確率は低くなります。当然といえば当然なのですが、じゃあ具体的にどのくらい低くなるのかは分かりづらいです。正直、きちんと説明してあるサイトは見たことがありません。

というわけで、今回は性病せんせいがきっちり説明しますよ。

上で「きちんと説明してあるサイトは見たことがない」と書きましたが、これは日本語の話。英語で検索すると、バシッと見つかります。その代わり、説明も英語ですけどね😵

前置きが長くなりましたが、そろそろ本題に入ります。

HIV検査では「抗体」を測定するのが一般的です。遺伝子検査(NAT検査という呼び方が一般的ですね)、抗原検査(通常は抗体とセットで検査します。いわゆる「第4世代」の検査ですね)もありますが、一番多く実施されているのは抗体検査です。ちなみに現在の抗体検査は「第3世代」と呼ばれます。

というわけで、今回は一番多く行われている抗体検査の精度がテーマです。

「抗体」というのは、体がウイルスや細菌などに反応して作り出す物質です。HIVに感染してから抗体が作られるまでにはある程度の時間が必要で、この時間には個人差があります。

仮に、HIVに感染した人が100人いるとします。

早い人は、感染から2週間程度で抗体検査が陽性になります。ただし数は非常に少ないです。ですから、この時期に検査をしても精度はかなり低いです。

感染から4週間経つと、100人のうち95人は抗体検査が陽性になります。大雑把に考えると、4週間経った時点で陰性であれば感染の確率は95%減る、つまり20分の1になる、というわけです。なかなかの数字ですね。

ちなみに、通常の性行為(コンドーム無しでの膣性交)でのHIV感染率は、男女差などありますが1%未満とされています。計算しやすくするために1%として、1回のSEXで感染するリスクは100分の1。ということは、4週間後の抗体検査が陰性であれば感染リスクは100分の1のさらに20分の1なので2000分の1。つまり0.05%ですね。

感染から12週間経つと、抗体検査の陽性率は99.9%を超えます。ちなみに今回参照したサイトでは99.97%と書いてありました。ほぼ100%です。日本のガイドラインでは感染機会から3ヶ月経っていれば感染なし、つまり100%大丈夫としています。このガイドラインでこれまでに問題が起きたことはありませんから、3ヶ月経って抗体検査が陰性であれば感染は無いと判断して大丈夫なようです。
ちなみに、今回参考にしたサイトには「3ヶ月経過した時点での検査結果に不安があるなら6ヶ月にもう1回受けるのもあり」というようなことが書いてありました。どうしても心配という方は、6ヶ月後にダメ押しでもう1回受けるのも選択肢として考えて良さそうです。

病院などでHIV検査を受けるのはちょっと……、という方もいらっしゃるかもしれません。あおぞら研究所では、自宅でHIV検査を含めた性病の検査を受けることができます。検査内容は性病専門のあおぞらクリニックが監修しているため、安心できます。また、検査で陽性が出た場合にはあおぞらクリニックでスムーズに診療を受けることもできます。
自宅での検査を検討されている方は、参考にしてみてください。






今回は、以下の2つのサイトを参考にしました。

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